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星星の火 2

「星星の火 2」


双葉社刊  1600円+税


警視庁保安課の上月は、中国人売春組織の摘発から“赤い虎”を知る。中国語の通訳捜査官・城は、池袋で起きた殺人事件から“赤い虎”に迫る。そして、ある男は、“赤い虎”に接触する…。警察小説の進化系!



星星の火

「星星の火」


双葉文庫刊  676円+税


警視庁保安課の上月は、中国語の通訳捜査官・城とともに違法賭博の摘発に向かう。上月は、拳銃所持などにより逮捕した李の供述から、梁という男を追う。一方の城は、同じく李から「竜生九子」なる中国人組織の存在を聞かされ、独自のネットワークを駆使して組織を探る。捜査は有機的に広がるが、それと歩調を合わせるように事件の闇も深くなっていく。―日本に生きる中国人の諸相を鋭く活写。事件はもちろん、上月と城の私生活も巧みに織り込んだ、これまでにない警察小説。



星星の火

「星星の火」


双葉社刊 1,500円+税


警視庁保安課の刑事・上月は中国語の通訳捜査官・城らとともに池袋の雑居ビルに家宅捜索に向かう。
容疑は入管法違反。取り調べると、拳銃や覚醒剤が出てきた。拳銃の線を洗うと、「竜生九子」という在日華人の組織が浮かぶ。
在日華人の人脈を持つ城が独自に捜査を進めると、一人の中国人の名が。その矢先、城の妻子が拉致される。

――日本と中国。二つの国の間で揺れる男たちの葛藤を描く警察小説。